骨のがんの治療法|症状で見分ける更年期障害|笑顔をサポート

症状で見分ける更年期障害|笑顔をサポート

骨のがんの治療法

手

筋肉痛と似た初期症状

スポーツをやっている人には常に怪我のリスクがつきまとい、腕や足の痛みに悩まされている人も少なくありません。膝や肩・肘などの関節に痛みが生じた場合は運動のやりすぎや加齢が原因の大半ですが、稀に骨のがんを発症していることもあるので注意が必要です。骨に生じるがんの多くは他の臓器に発生したがんの骨転移で、原発性の骨肉腫は国内で年間200人ほどが新たに発症していると見られます。骨肉腫は20代以下の若い人に多く、特に10代以下での発症例が多数を占めています。学校の部活動などでスポーツに取り組んでいる人も多いことから、過度な運動による関節の痛みだと思い込む場合も少なくありません。骨肉腫の初期症状はそれほど強くない骨の痛みで、筋肉痛に似た症状が徐々に強まっていきます。さらに病状が進むと他の骨や肺にまで転移するようになりますので、初期段階で発見することが大切です。骨の痛みを自覚したら早めに整形外科を受診し、X線撮影やCTスキャン・MRI・骨シンチグラフィーといった検査を受けるといいでしょう。正確な診断に基いて早期に治療を開始できれば、体に障害が残らないような治療が受けられる点で有利になるのです。

四肢の温存療法

かつての骨肉腫は転移を防ぐため、手術によって患部の四肢を切断することも避けられませんでした。現在では手術技法に加えてがん治療そのものが大きく進歩しており、四肢の温存療法が主流となっています。がんの生じた骨を手術で切除する際には、腫瘍部分を周辺組織で包み込むようにして切除されます。切除した骨に代えて金属製の人工骨や人工関節が設置されますので、リハビリを経て運動機能を取り戻すことは十分に可能です。このような患肢温存手術が適用できれば四肢の切断を免れ、大きな障害を残さずに骨肉腫を治療できるのです。人工骨や人工関節には耐久性に限度もありますので、その後定期的な交換が必要になる場合もあります。人工骨の代わりに自分自身の骨を移植する手術も行われており、この場合は人工骨に比べて高い耐久性が期待できます。膝から下に義足を設置する場合の回転形成術も含め、病状の進行度に応じた最適な治療法が医師によって選択されるのです。骨肉腫には他のがんよりも抗がん剤が効きやすいという有利点もあって、近年では5年生存率が大きく向上しています。手術と抗がん剤治療を併用することで、骨肉腫の再発率も著しく低下しているのです。